設立趣意

特定非営利活動法人 Green Works
設立趣旨書

地球温暖化や都市部における温室効果が問題となっている近年、
都市のみどりの重要性は、人々の中で共通認識となってきている。
都市部におけるみどりは、環境保全という側面だけでなく、
「癒し」という心理的機能も備えていることから、
多くの市民は、花やみどりに触れる機会を望むと同時に、
積極的に地域の緑化活動に参加したいと考えている。

また、街並みの景観を構成する重要な要素としてのみどりは、
広く公共の財産であり、地域の共有財産として、
守り育てるべき存在であるとも言える。

しかし、地域の緑化活動に対する市民の熱意の高まりにもかかわらず、
その受け皿が存在しなかったり、あるいは受け皿が機能していなかったり
する場合があり、問題となっている。

市民、行政、そして企業が、地域緑化のために互いに協働することを望んでいるものの、
それがうまく機能しない結果、熱意が削がれ、
みどりの質を向上させる機会を失ってしまうことにつながる事例が見られる。

地域緑化に対する市民の熱意が確実に社会に還元されるよう、
市民・行政・企業の協働が円滑に機能することが望まれている。
しかしその実現のためには、協働をコーディネートする第三者的存在が必要であり、
協働の具体的な事業内容を企画・提案・実行できる存在が必要である。

Green Worksのメンバーの多くは、
(社)日本家庭園芸普及協会が認定するグリーンアドバイザー資格及び
各自治体が認定する森林インストラクター資格を有し、
これまで各地域において、行政や企業との協力の下、
一般市民のための園芸技術講習会や、市民参加による公園花壇管理事業の
企画・運営、都市の緑地保全及び地域緑化の普及啓発を目的とした
地域市民活動を推進してきた。

今後、我々はメンバー個々の経験を結集して、地域緑化を推進させるために、
市民・行政・企業の協働が実行力のあるものとなるよう、
まずは地域緑化のための人材を育成する事業を具体的に提案し、
園芸技術の普及・啓発、環境教育等に関する事業を実施したい。

さらに、地域の緑化環境を整備する事業を通じて、
植裁に一貫した思想を持つことの重要性を具体的なデザインによって示し、
公共空間におけるみどりの質の向上を提案したい。

また、地域緑化活動がより楽しく、魅力的なものとなるよう、
地域緑化に関する助言を行う事業により、
地域緑化に携わる各セクション間の円滑な
パートナーシップの実現に尽力したい。

これらの活動の結果、地域のみどりが守り育てられるとともに、
活動を通じて人々のつながりが生まれ、
心豊かな地域社会づくりに寄与できるものと考える。

以上の活動を行うにあたって、責任ある立場での事業展開を図り、
継続した活動を行うために法人格の取得が不可欠であり、
また、地域緑化を推進させるために、
市民・行政・企業の協働をコーディネートするという目的から、
特定非営利法人が最適な組織形態であると判断した。

よってここに、特定非営利活動法人Green Worksを設立し、
地域の緑化活動支援を通じて、みどり豊かな地域社会づくりを推進し、
人々の心のつながりや生きがいの創出に寄与することを
決意するものである。

平成17年12月14日

代表  牧野ふみよ